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はじめてのマタニティ生活

現在初めてのマタニティ生活を送っています。仕事が夜勤だった為、生活が不規則で生理不順だったので妊娠は難しいと思っていました。それが妊娠をする事が出来たのです。こんなに嬉しい事は人生でそうないものだと思っています。自分の中では奇跡に近いと思う位の喜びでした。

しかし、始めは戸惑いの連続で驚くことばかりでした。命を授かる事で感じる身体の変化があまりにもありすぎて、病院できちんと妊娠がわかる前は何かの病気なのかと思う程でした。中でも食生活の変化が凄かったです。それまで好んで食べていたものが急に食べられなくなったり、逆に嫌いだった物が食べたくなったり、摩訶不思議な現象が起こりました。私は梅干しが苦手だったのですが、急に食べたくなり買いに行きました。また、普段はお茶ばかりでジュースは飲まない方なのですが、急にオレンジジュースが飲みたくなり毎日飲んでいました。妊娠が分かってからもそうした変化が沢山あって、酷い時だと前日まで好きで食べていたものが次の日にはダメになっているなど、その日によって食べる物を決めるしかない時もありました。それ以外の物は身体が受け付けてくれないのです。さっぱりしたものしか食べられなかったり、揚げ物のようにこってりしたものが食べたかったり、栄養面に気を付けると言うよりは食べられるものを何とか食べる生活がしばらく続いていました。

始めの頃はしょうがないと思っていたのですが、段々“赤ちゃんは大丈夫なんだろうか?ちゃんと栄養がいって、健康に育っているんだろうか?”と不安になっていきました。そこで、インターネットを見たり本を読んだりして、自分なりに色々調べるようにしました。赤ちゃんが育つためにはどんな栄養がどれくらい必要で、どんな食事が良いのかという事。食べてしまうと危険な物はあるのかという事。“マタニティ、食事”と検索するとインターネットに沢山出てきました。初めてで不安に思った人はみんな調べるのではないでしょうか。

よく、カフェインが良くないと聞いていたので飲み物は水かノンカフェインのものを飲むように気を付けました。コーヒーや紅茶が好きなので始めは辛いと感じましたが、慣れてくるとそうでもなかったです(私の場合はです。カフェインレスのコーヒーなども今はあるので、妊婦さんでも飲めるものもあります)。逆にオレンジジュースや野菜ジュースなどもよく飲んでいましたし、麦茶を飲むことでお茶も飲めるのでストレスは感じていません。

私が気になった事が“生ものは危ない”という事です。私はお寿司やお刺身が大好きなのですが、妊娠中は免疫が弱っているので食中毒などの危険が高くなるものは危険と知り我慢する事にしました。お腹を下して下痢になってしまうと流産の確率も上がるそうです。中でも牡蠣は危険と知り、この冬は食べる事を断念しました。普通の人でも当たりやすい牡蠣は、何かあってから後悔しても遅いと思ったからです。
少し戸惑った事は、インターネットには沢山の情報がありすぎて自分では判断出来かねる事が多々あった事です。ある情報では“レバーは妊娠中に食べるべき食材”とあったのですが、別な情報では“レバーの食べ過ぎは危険”と書いていました。このように、「どっちが正しいの?」と度々疑問に思う事がありました。
それでも、調べているうちに“マタニティ期間におすすめな食事は和食”と知り、バランスを考えた和食中心の食生活を心がけるようにしています。様々な栄養をバランス良く身体に取り入れる事が大事なので、和食はそれに適しているようなのです。少し野菜が足りないかなと思う時はお味噌汁を具沢山にしたり、煮物も色々な種類のものを煮込むのでバランスが良いと思います。魚は焼き魚が多いのですが、油も使わないのでバランスが良くヘルシーなのも良いところなのではないかと思います。

取り入れたい栄養の中に“葉酸”という物があるのですが、苺に多く含まれていると知り食後のデザートにしたり、よく朝に食べるようになりました。しかし、苺は時期の関係で高くなったりもするのでサプリメントも使って補うようにしています。食事面に気を付けるようになって、今まで知らなかった事を沢山知れたり健康に気を付ける事が出来ているのは良いことだと思っています。

しかし、甘いものやこってりしたファーストフードなどが無性に食べたくなる時があるのです。良くないと頭では分かっているのですが、どうしても食べたくなるのです。そんな時は我慢のし過ぎも良くないと諦めて食べてしまいます。マタニティ生活で大事な事は“ストレスを溜めない”という事です。自分の欲求と上手く付き合って行くことも大事だと思います(食べ過ぎは良くないと思いますが)。

最近は妊婦さんの体重の管理に厳しい病院が多いと思います。それは、出産する時に太りすぎていると様々な危険があるからです。脂肪が赤ちゃんの通る産道を狭くする事で難産になったり、妊婦さん本人も妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病という病気になったりしてしまう事もあるのです。
“栄養のあるものをちゃんと食べなければ赤ちゃんが元気に育たない”のに、“太りすぎては危険が高くなる”という狭間で食事をする事はプレッシャーになると思います。私自身そう実感しています。なるべくストレスは溜めたくないので甘いものを食べてしまったら散歩をして体を動かすよう心がけていますが、やはり体重に関しても気になるものです。毎月ある妊婦検診の前は気持ちご飯を減らしたりしてしまい、終わるとほっとして沢山たべてしまいます。

こうした食生活から、自分の行っている行動が全て出産に繋がって、 危険にも安全にもなるのだと思うとたまに怖くなってしまいます。それでも、母になるという事はこれからもっと沢山の事から子供を守り、育てていく事なのだと分かりますからこれくらいの事で嘆いてはいられません。もっと色々と栄養の事も知るようにして、バランスを考えながら毎日の食事を作るようにしたいと思っています。もちろん、自分なりに息抜き(甘いものを食べたり、好きなものを食べたり)しながらですけれど。
マタニティ期間中は、様々な事に注意が必要で我慢も必要になります。ですが、限られた期間ですし、産まれてくる我が子のためと思えば頑張れます。一人では辛いですが、支えてくれる主人のためにも元気な子を産みたいと思っています。


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